中居正広氏 女性トラブルの背景に「六本木の夜」
バラエティー番組のMCとして頂点を極めながら、女性とのトラブル問題ですべてをフイにして芸能界を去ることになった中居正広氏(52)。フジテレビの第三者委員会による調査も進む中、中居氏のプライベートをよく知る関係者は「それにしてもなぜ、道を誤ったのか」と首を傾げつつ、そこにコロナ禍が影を落としていた可能性を指摘する。
この関係者は、「中居さんはコロナ禍の前のある時期、東京・六本木で遊び慣れた男性に人気のKという店の常連だったんです」と切り出した。その遊び方について、「超有名人でありながら、われわれのような一般人に顔がさすこともあまり気にしていない様子で、陽気で豪快な遊びっぷり。そこは女性の接客レベルが高く、落ち着いた雰囲気で性的サービスのない店。女性ファンには申し訳ないが、『男のたしなみ』としては、当時は何ら責められるような遊び方はしていなかったと思う」と明かす。
ところが、六本木や銀座、赤坂、麻布十番などの歓楽街では、コロナ禍の頃、風俗店やキャバクラ、ラウンジなどが、「感染拡大のクラスターになる」との風評から、大打撃を受けた。とくに、番組に穴を開けるわけにはいかない芸能人にとっては、たとえ感染予防がしっかり管理されたVIP店でも足が遠のく事態になった。閑古鳥が鳴く店の女性を憂えて、志村けんさんだけは「オレが来てやる」と六本木に繰り出し、命を縮めることになったのは有名な話だ。
「コロナを境に、芸能人の遊び方は、すっかり変わりました。店でお酒を飲むのもはばかられる中、都心のビルの一室を〝大人の隠れ家〟としてバーのように改造したり、ホテルのVIPルームで飲み会を開いたり、自宅でパーティーを開くなどする回数が増えていったのです」と先の関係者。
いま、中居氏の女性とのトラブルとコロナ禍を結びつけるのは短絡的だろう。だが、芸能人男性の夜の遊び方が変わってきて〝密室化〟した背景は見逃せないのではないか。