菊池雄星が大谷翔平との対戦を振り返り、「シングルヒットならOK」と大胆な発言をしました。18日、日本時間19日のドジャース戦で先発した菊池は、大谷との今季初対決を経て、このように語りました。初回は抑えたものの、3回には右前安打を許し、5回にはタイムリーを打たれるなど、大谷の打撃力に圧倒される場面が続きました。
菊池は、「大谷選手やジャッジのような打者は特別な存在」とし、長打を防ぐことが最優先だと強調。特に最近の大谷のスイングを目の当たりにし、「どうやって抑えるか非常に悩ましかった」と心境を吐露しました。彼は、今季はチェンジアップを使っていないものの、次回の対戦では新たなアプローチが必要だと感じているようです。
「シングルヒットなら許容範囲」との発言は、大谷の存在感を際立たせるものであり、菊池の冷静な判断力を示しています。今季の大谷との対戦成績は23打数7安打、3本塁打を浴びた菊池は、ただの打者ではない大谷の実力を再認識させられたと語りました。
この試合は、花巻東の先輩後輩対決という注目の一戦でもあり、両者の激闘は観客を魅了しました。菊池の冷静な姿勢と、大谷の圧倒的な打撃力が織りなすドラマは、今後の対戦でも見逃せない要素となるでしょう。両選手の次なる戦いに期待が高まります。