落語家の立川志らくが、テレビコメンテーターとしての引退を表明し、その真意を語りました。2024年11月4日、TBS系の情報番組「昼帯」に出演中、志らくは「最近、コメンテーターの仕事が本当に嫌になってきた」と語り、視聴者からの厳しい意見に対するストレスを吐露しました。彼は、毒舌で知られる自分が情報番組で発言する際に多くのクレームが寄せられることに苦しんでいると告白しました。
この日の放送では、国民民主党が提案する年収の壁の引き上げについて議論が交わされていましたが、志らくの発言は視聴者の理解を得られず、ネット上で批判が相次ぎました。特に、実家暮らしの女子大生の例を挙げ、彼女に「ちゃんと自分で計算して働くべき」との指摘が問題の本質を見誤ったものとして捉えられました。
視聴者からは「秋葉社長と交代してほしい」との声も上がり、志らくは自身の立場を貫くことに執着しているように映りました。これに対し、彼は「役者としての新たな挑戦を考えている」とも述べ、コメンテーター業からの卒業を示唆しました。
志らくの発言は、社会問題に対する理解不足や責任感の欠如を浮き彫りにし、視聴者の心に響くものではありませんでした。彼の葛藤は、今後のコメンテーターとしての活動に影響を及ぼす可能性があり、視聴者の期待とは裏腹に、彼自身の選択がどのように進展するか注目されます。