日本野球機構（NPB）が27日、日本国内では違法行為にあたるオンラインカジノ利用者について、26日までに新たに7球団計14人から申告があったと発表したことをめぐり、X（旧ツイッター）上で、ファンたちから「山岡泰輔だけ名前公表で謹慎って流石に不公平が過ぎるわ」などと怒りの声が上がっている。

NPBは27日の声明で、「オリックス野球クラブ所属の選手によるオンラインカジノ利用に関し、当組織として2/20（木）、同球団を含む全12球団に対し、所属選手及び監督・コーチ、スタッフなど球団関係者に向け、過去にオンラインカジノを利用したことがあれば自主的に名乗り出るよう呼びかけたところ、2/26（水）までに複数球団から報告がありましたので公表いたします」と説明。

「全12球団のうち、所属選手、監督・コーチ、スタッフなど球団関係者から、オンラインカジノ利用の自主申告があった球団は、計7球団で、オンラインカジノの利用を申告した者は計14人でした。いずれも刑法の単純賭博罪の公訴時効（3年）にかからない2022年2月以降の案件です。公訴時効が過ぎた自主申告は、公表の対象としていませんが、必要に応じて調査することにいたします」と報告。

「今回の公表の対象とした自主申告をした者については、各球団において、申告内容を精査・確認した上で、適切に対応してまいります。なお本日以降も、日本プロ野球選手会とも協議しながら、当面の間、自主申告を受け付けることといたします」と今後の対応を明かした。