【速報】映画「君の名は。」プロデューサーに懲役4年の実刑判決 児童買春11件等の罪「金を渡してわいせつ行為、それを隠し撮り行為を繰り返した。健全発達に重大な影響」和歌山地裁

アニメ映画「君の名は。」のプロデューサーの男が、SNSで知り合った少女2人に現金を渡し、わいせつな行為をした罪などに問われている裁判で、28日和歌山地裁が懲役4年の実刑判決を言い渡しました。

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起訴状などによりますと、東京・渋谷区の無職、伊藤耕一郎被告(53)は2022年11月~23年12月にかけ、SNSで知り合った少女2人(当時18歳未満)に対し、自宅などで現金2万円から6万円を渡し、計11回にわたり、わいせつな行為をした罪などに問われています。

◆「未熟な者の心身の健全な発達に重大な影響を及ぼした」

伊藤被告はかつて、アニメ映画「君の名は。」のプロデューサーとして製作にかかわっていました。

初公判で伊藤被告は、起訴内容を認めましたが、弁護側はわいせつな画像を送らせたことについては争う姿勢を示していました。

和歌山地裁は2月28日、児童買春11件、性的姿態撮影9件、児童ポルノ製造10件、などと件数も示したうえで「インターネット上で性交渉可能な未成年の女性を探し、金を渡してわいせつ行為をし、それを隠し撮りする行為を繰り返していた。未熟な者の心身の健全な発達に重大な影響を及ぼした」などとして、伊藤被告に懲役4年の判決を言い渡しました。

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