フジテレビ“中居問題”で女子アナ流出が止まらない! 井上清華アナ、三上真奈アナら転職活動のウワサ|ニフティニュース

フジテレビが断末魔の悲鳴を上げている。

元SMAPのリーダー・中居正広氏が引き起こした一連の性加害スキャンダル騒動は、フジテレビを崩壊危機に追い込んでいるという。

「フジテレビに対するナショナルクライアントの対応は想像以上に厳しさを増している。約80社に及ぶスポンサーが2月分のCMもキャンセルした。その結果、2025年3月期の広告収入が従来予想より233億円減少する。フジテレビは全局員に1年で3月、6月、8月、12月の計4回(200~800万円分)のボーナスが出るが、25年は0円になる見通し。年収は大幅に下がるでしょう」(事情通)

この緊急事態に悠長な構えを見せているのが、フジテレビ経営陣。メディア史に残るお粗末な記者会見後にフジテレビの嘉納修治会長と港浩一社長の2人が退陣表明した。

ところが、現在のフジテレビの文化や制作体制を築き上げたフジテレビと親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)で取締役相談役を兼務する日枝久氏はそのポジションに居座ったままだ。

「当の日枝氏は『辞める理由がない』、さらには『フジテレビは潰れない』と話していたそうです。居合わせた役員らは日枝氏の強気の姿勢に沈黙していた」(業界関係者)

驚くことに日枝相談役が発したとされることは事実という。

広告収入が250億円程度の減収でも、何ら心配ないというのだ。

「『フジテレビ倒産』と盛んに煽っているのは、何の事情も知らない素人メディアだ。フジの屋台骨はびくともしない。そもそも、フジ・メディアHDの業績は『メディア・コンテンツ事業』と『都市開発・観光事業』が中心。実態はホテルや不動産賃貸収入で利益を上げている。テレビ事業は3~4割にすぎない。仮にテレビ収入が0円だったとしても、3年間は放送できる保有資産がある」(同)

しかし、中居氏の性加害スキャンダル報道に端を発した騒動を乗り切ったとしても、近い将来、同局を待ち受けているのは新たな危機という。

ここで「人材流出だ」と断言するのは民放キー局取締役。

今後、フジテレビの看板を支えていた女子アナを筆頭にクリエーターらが未来に失望し、「沈没船からネズミが逃げ出すように去って行く」(同)とみているのだ。

「人材こそテレビ局の財産です。看板女子アナを育成するのに1人当たり数億円は要する。そもそも、同局が作り上げた女子アナのアイドル化、タレント化商法は数千億円の価値がある。その女子アナという資産が流出してしまう危機にあるわけです。人気女子アナが去ってしまうと、穴埋めは不可能。おまけに、多くのお金を生み出すドラマやバラエティー番組のプロデューサーやディレクターも辞めてしまう可能性が高い。優秀なスタッフほどそうなるだろう。人材はお金に換えられません」(同)

女子アナもタレントも“フジ離れ”

どうやら日枝相談役らの経営陣は、今回の危機で失った人材流出がもたらす“本当の損失”について何も理解していないようだ。

「何とも皮肉な話です。商品化し、多額の利益を生み出してきたのが女子アナです。同時に、その女子アナを接待要員化したツケが今になって回って来た」(フジテレビ関係者)

フジの「本当の資産」とも言うべき女子アナ。すでに退社を決意したとささやかれているのが、過去にステマ疑惑で世間を騒がせた女子アナの面々だ。

「都内の人気美容室や系列店で無料サービスを受ける見返りに、店のSNSに写真掲載、自身のSNSにもカットやエステなどサービス後の姿をアップした。知名度のある女子アナという立場を利用した巧妙なステマです。結局、誰も責任を取らずグレーな決着となりました」(同)

退社が取り沙汰されている具体的な女子アナ名は…。

「ステマ疑惑でも名前の挙がった『めざましテレビ』MCの井上清華アナ、『ノンストップ!』MCの三上真奈アナ、『FNN Live News α』キャスターの堤礼実アナ、杉原千尋アナらが水面下で転職先を探しているといわれます。フジにいたらさらに年収が低くなり、今の生活が維持できないわけですから」(制作関係者)

さらにもう1人、退社が有力視されているのが俳優・岡田将生との破局報道がなされた鈴木唯アナ。

「現在、『めざましテレビ』のエンタメコーナーを担当しているが、破局後は激ヤセし、どことなく元気がない。年齢も30代になり岐路に立っています」(同)

若手女子アナもその胸中は穏やかではない。

「元女流棋士の竹俣紅アナや岸本理沙アナ、松﨑涼佳アナ、原田葵アナなども右往左往していますよ。竹俣アナは芸能プロダクションでのタレント活動を模索し始めた。また、松﨑アナや岸本アナ、原田アナらは異業種への転職を考えているとされます」(前出・事情通)

当然、フジテレビ離れは、タレント間にも起きている。

「2026年の公開が発表された映画『踊る大捜査線』の織田裕二が出演を渋り始めた。ロケ地を断られている状況に苛立っているんです。すべてに満足しないと納得しませんから。秋ドラマ『ミステリと言う勿れ』の続編が決まっていた主演の菅田将暉サイドも、断りの連絡を入れたそうです」(芸能関係者)

フジテレビからの人材流出は止まらない?

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