シンガーソングライターのイルカさんが、自身の健康問題と亡き夫との深い絆について語りました。2024年3月、イルカさんはSNSで頸椎の疾患によりギターを弾けなくなる可能性があることを明かしました。医師からは「ギターをやめなさい」と告げられたものの、彼女は工夫を凝らし、スタンドを使って演奏を続けています。この姿勢に多くのファンが感動し、体調を気遣う声が寄せられました。
イルカさんは、1974年にデビューし、ヒット曲「なごり雪」で広く知られるようになりました。この曲の誕生には、亡き夫・和夫さんの存在が大きく関わっています。イルカさんは、夫がプロデューサーとして彼女の才能を支え、彼女がソロデビューするまでの道のりを振り返りました。夫の病気が進行する中で、彼女は歌うことができなくなりましたが、49日目の送る会で再び歌うことができたと語ります。
イルカさんは、夫が「僕が死んだら派手に送ってね」と言った言葉を胸に、友人や仲間に囲まれながら送る会を開催。彼女はその経験を通じて、音楽への情熱を再燃させ、多くの人々に感動を与えています。2024年には「なごり雪」の発表から50年を迎え、ロングセラー賞を受賞するなど、彼女の音楽活動は今も続いています。
イルカさんは、人生を「フルコースの料理」に例え、辛い経験を経ても歌への情熱は変わらないと語りました。彼女の今後の活躍に期待が寄せられています。