ロッテからメジャーリーグ移籍を目指す佐々木朗希投手の交渉が、11日(日本時間)から解禁され、各球団との接触が始まりました。注目の中、ドジャースが佐々木獲得に向けた動きを見せているものの、最近の報道ではその関心が薄れているとの見解も浮上しています。
テキサス州ダラスで開催中のウィンターミーティングには、佐々木投手の代理人であるジョエル・ウルフ氏が出席。彼はドジャースとの間に密約があったとの噂を否定し、佐々木選手の人間性についても言及しました。佐々木選手は高校時代からメジャーリーグを夢見ており、WBCでの経験がその思いをさらに強めたと語っています。
現在、佐々木選手を巡ってはドジャース、パドレス、ヤンキースなどが有力候補とされていますが、特にパドレスが有利との声が強まっています。パドレスは、佐々木選手にとって輝くスターになるチャンスを提供できると報じられており、ダルビッシュ有選手が代理人を務めるウルフ氏もパドレスの関心を示しています。
一方、マリナーズも佐々木選手獲得に向けてイチロー氏を交渉に参加させる意向を示しており、彼の存在がプラス要因とされています。今後の交渉では、佐々木選手がどのチームを選ぶのか、またその過程でドジャースとパドレスの競争がどのように展開されるのか、注目が集まります。
また、ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長は、佐々木選手の獲得が最優先事項であると強調し、他球団も同様の意向を示していることから、今後の動きには注意が必要です。交渉期間は来年1月23日まで続くため、佐々木選手の去就がどのように決まるのか、引き続き注目が集まります。