2024年11月17日、情報番組「ミスターサンデー」の司会を務めるフリーアナウンサーの宮根誠司氏が、兵庫県知事選挙で再選を果たした斎藤元彦氏に対する不満を露わにし、視聴者からの反発を招いています。この日、宮根氏は斎藤氏の支持がSNSを通じて広がったことに言及し、既存メディアの在り方に厳しい批判を展開しました。
宮根氏は、SNSの情報伝達が迅速である一方で、事実確認やプライバシーの問題が存在することを指摘し、「大手メディアのある意味敗北」と発言しました。この発言は、番組内での視聴者の反応を受けて、さらなる波紋を広げることとなりました。特に、兵庫県の70代女性が「最近はYouTubeの方が正確な情報を言っている」と語ったインタビューが話題を呼び、視聴者の間で賛否が分かれています。
宮根氏の表情や態度に対しても批判が集中し、「不満そうな顔をテレビに映すべきではない」といった声が上がっています。さらに、彼は「ミスターサンデーなんか見ない」と明言した視聴者の意見を取り上げたことで、ネット上では「宮根氏の態度がひどい」といった批判が殺到しました。
この騒動の背景には、斎藤氏が過去のパワハラ疑惑を乗り越え、再選を果たしたことがあります。選挙戦では、SNSを通じた支持が急速に広がったことが勝因とされ、これに対するメディアの影響力低下が浮き彫りになりました。
宮根氏の発言は、テレビとSNSの信頼性についての議論を喚起し、多くの視聴者がメディアの在り方を再考するきっかけとなっています。彼自身も「SNSの力には驚かされた」とコメントしており、今後のメディア環境の変化について注目が集まっています。