1995年3月30日、警察庁長官の国松孝治氏が銃撃され、重傷を負う事件が発生。
国松長官は、待ち伏せしていた男に4発撃たれ、3発が腹部に命中。手術中に心臓が3度停止するも、一命を取り留める。
銃撃事件の1時間後、犯人からテレビ朝日に次の標的として井上幸彦氏と大森義男氏が名指しされ、教団への捜査中止を要求。
犯人はオウム真理教の信者である可能性が高く、事件の10日前に発生した地下鉄サリン事件との関連が指摘される。
約1年後、警視庁の巡査長Kが犯行を認めるが、証拠不十分で釈放され、その後も捜査は進展せず。
中村浩という男が新たに犯行を認め、警察の捜査本部はオウム信者と中村の両方を疑うが、決定的な証拠を得られず、事件は未解決のまま。