恵俊彰氏がメインMCを務めるTBS系の情報番組「ひるおび」が、最近の発言によって波紋を呼んでいます。11月18日の放送で、兵庫県知事選で当選した斎藤元彦氏に関連する発言が物議を醸しました。恵氏は「ネットの特性」を引き合いに出し、視聴者の意見が変わる可能性について語りましたが、その例えが不適切だと批判されています。
具体的には、恵氏は斎藤氏を「不良少年が祖母を背負って歩く」ような存在に例え、視聴者が持つイメージが変化する様子を指摘しました。この発言は、兵庫県民から「侮辱的だ」との強い反発を受け、SNSでは炎上しました。政治評論家の田崎史郎氏も、メディアの情報発信の重要性について言及し、誤った情報が広がることで視聴者の判断が左右される危険性を指摘しました。
「ひるおび」は、視聴率が低迷しており最近では3percentから4percent前後で推移しています。新型コロナウイルスの影響もあり、番組の内容がマンネリ化してきているとの声も上がっています。視聴者からは「つまらなくなった」という意見が多く、他局の競争が激化する中、恵氏の高額ギャラ(1本約120万円)が問題視されています。
さらに、後継番組のMC選びが進んでいるとの噂もあり、恵氏のポジションが不安定になる可能性が指摘されています。視聴者の支持を得るためには、今後の番組内容の見直しが求められるでしょう。
今回の恵氏の発言は、政治的な敏感さを欠いたものとされ、視聴者の信頼を損なう結果となっています。彼の今後の動向と「ひるおび」の行く末には、さらなる注目が集まることが予想されます。