元バレーボール日本代表の木村沙織さんが、引退後の人生について新たな展開を迎えています。木村さんは、アテネ、北京、ロンドン、リオデジャネイロの4大会連続でオリンピックに出場したエース選手として知られ、38歳の現在、タレント活動やバレーボールイベントでの活躍が注目されています。
2016年に元選手の日高裕次郎さんと結婚し、2019年には夢だったカフェ「332クラブ」を大阪のアメリカ村にオープンしました。しかし、2023年12月にカフェは閉店を余儀なくされました。閉店の理由には、コロナ禍による営業困難や、夫の接客態度に対する厳しい口コミが影響したとされています。木村さんは、育児のために店に立つ機会が減り、ファンの足も遠のいていたとも言われています。
カフェ閉店後、木村さん夫婦は関東に移り、オリジナルアパレルブランド「ボーパーズ」を立ち上げました。ブランドは好調で、展覧会も予定されています。木村さんは、カフェ時代に得たノウハウを生かし、アパレル事業に専念する姿勢を見せています。
また、木村さんは昨年2月に第一子となる男児を出産しました。妊娠に至るまでの道のりには、不妊治療や緊急入院といった困難がありましたが、出産の喜びは大きかったとのこと。彼女は育児に関する意見も持ち、子供には自身の興味を大切にしてほしいと考えています。
木村さんの活躍は、引退後も続いており、特に女性アスリートの体調への理解を広める重要性についても発信しています。彼女の経験は、今後のスポーツ界にも影響を与えることでしょう。