中山美穂さんが今月6日に自宅で亡くなったとの報道があり、彼女の息子が10年ぶりに母と対面した後、即座に帰国したことが話題となっています。中山さんの葬儀は都内で行われ、家族や関係者約30人が参列しました。葬儀会場は色とりどりの花々に囲まれ、彼女の華やかな一面を思い起こさせる温かな雰囲気に包まれました。
中山さんは2002年に作家の辻仁成さんと結婚し、パリに移住。その後、長男が誕生しましたが、2014年に離婚。以降、中山さんは約10年間、息子と会えない状況が続いていました。知人によると、離婚の際に中山さんが真剣を譲ることが条件だったとのこと。中山さんは「子供に会いたいが、もう会えない」と悲しそうに語っていたといいます。
今回の帰国は、息子が中山さんの訃報を聞き、最後の時を共にするために駆けつけたものでした。葬儀には参列せず、自宅での対面を選んだのは、メディアから息子を守るためだとされています。対面後、息子はすぐに日本を離れましたが、その姿は本当に幸せそうだったと伝えられています。
さらに、辻仁成さんはブログにて中山さんとの結婚生活を振り返り、離婚に至るまでの苦悩やバーニングプロダクションからの圧力についても触れました。彼は、離婚騒動の際、メディアによるバッシングや自身の心情を綴り、中山さんの存在がどれほど大切だったかを伝えました。
中山さんの遺志を継ぐ形で、彼女が完成を心待ちにしていた映像集が来年3月に発売される予定です。これは彼女のデビュー40周年を記念したもので、ファンとの交流を楽しみにしていたことが伺えます。中山美穂さんのご冥福を心よりお祈りいたします。