女優の中山美穂さんが12月6日に自宅の浴室で亡くなっているのが発見され、その死因については不慮の事故とされています。彼女の死後、遺体が帰るまでの“空白の24時間”について様々な憶測が飛び交っています。中山さんの葬儀は12月12日に家族や関係者約30人が参列して行われましたが、愛する息子の姿は見られませんでした。

中山美穂さんは2002年に作家の辻仁成さんと結婚し、2004年に長男が誕生しましたが、2014年に離婚。その後、約10年間息子と会うことができなかったと言われています。息子はパリで育ち、母の訃報を受けて急遽帰国、最後の時を共にしました。

中山さんの死については、解剖の選択が問題視されています。遺体は東京都内で調査法解剖を受けましたが、これは法的に不必要とされるもので、遺族の希望に反して遅延が生じました。警察が主導権を持つことで、解剖が長引いた可能性が指摘されています。遺族は迅速な解剖を望んでいたにもかかわらず、この対応には疑問が残ります。

また、中山さんの最後のインスタグラムの投稿が自殺ではないかとの憶測を呼び起こしています。彼女は亡くなる前日に「地獄から帰ってきたところ」とのコメントを残しており、その内容が物議を醸しています。さらに、過去には同居していた男性からのDV被害も報じられており、彼女の心の傷を象徴する出来事と考えられます。

中山美穂さんの死は、多くのファンや同業者にとって衝撃的であり、彼女の存在がどれほど大きなものであったかを再認識させる出来事となりました。彼女の妹である中山忍さんは、姉との思い出を語り、彼女の笑顔を忘れないでほしいと呼びかけています。中山美穂さんの死因や背景には、様々な複雑な要因が絡んでいるようです。