演歌歌手の山川豊が、肺がんの診断を受けたことが明らかになった。2023年11月中旬、定期検査を受けた際に癌の疑いが浮上し、その後の精密検査で肺がんが確認された。これを受け、山川は治療に専念するため、しばらくの間公の場から離れることを発表した。
山川は、1981年にデビューシングル「函館本線」で一躍有名になり、以降も数々の音楽賞を受賞し、NHK紅白歌合戦には11回も出場している。私生活では、2023年8月に約30年続いた結婚生活に終止符を打ち、熟年離婚を経験した。離婚の理由は、長年のすれ違いによるもので、円満な形での決断であると関係者は伝えている。財産分与に関しては、山川が都内の豪邸を元妻に譲り、現在はワンルームマンションで生活しているという。
山川は、離婚後も芸能活動を続けており、映画出演やソロライブなど多彩な活動を行っている。特に、2023年には愛知県豊川市のPR活動にも参加し、地域振興に貢献している。
しかし、肺がんの診断を受けた現在、山川は自身の健康に専念することを最優先に考えている。「これまでの人生で様々な困難を乗り越えてきた。今回も自分のペースでしっかりと治療に取り組み、再び皆さんの前に戻ってきたい」と語っており、ファンへの感謝の気持ちも忘れない姿勢を示している。
山川豊の今後の活動や健康状態については、引き続き注目が集まるだろう。彼の復帰を心待ちにするファンにとって、山川が全力で治療に取り組む姿勢は、希望の光となるに違いない。