玉川徹氏が安倍昭恵氏を痛烈に非難し、批判が殺到しています。元テレビ朝日社員であり、「モーニングショー」のコメンテーターとして知られる玉川氏は、安倍元首相の妻である昭恵氏がトランプ次期大統領と会うことについて疑問を呈しました。この発言は、彼が「国民が選んでも託していない」昭恵氏がトランプ氏と接触することに対する懸念を示すものでした。
この発言に対し、アルピニストの野口健氏は玉川氏を「救いようもない愚かなコメント」と批判し、民間人同士の交流に対してガタガタ言う必要はないと反論しました。野口氏は、昭恵氏とトランプ氏の友情を温かく捉え、その絆の深さを称賛しました。玉川氏の発言は、視聴者の間で物議を醸し、特に「モーニングショー」の視聴率を左右する要因となっているようです。
制作会社の関係者によると、玉川氏は今年4月からラジオ番組を開始し、露出が増加しているため、視聴率に貢献しているとのことです。最新の視聴率は世帯10.3%、個人5.7percentを記録し、他局との差は大きいとされています。このように、玉川氏の発言は同番組の一つのコンテンツとして機能していると考えられています。
一方、国際政治学者の三浦瑠麗氏は、玉川氏の批判に対して疑問を呈し、個人の自由を尊重する姿勢を強調しました。彼女は、昭恵氏が自らの意志でトランプ氏と会うことは問題ではないとし、集団主義的な考え方は時代遅れだと指摘しました。
玉川氏の発言が引き起こす波紋は大きく、今後もメディアの注目を集めることでしょう。この問題を受けて、彼の発言の持つ影響力や、テレビコメンテーターの在り方についての議論がさらに深まることが予想されます。