女優・中山美穂さんが12月6日に自宅の浴室で亡くなっていたことが確認され、遺族の元に遺体が戻るまでの「空白の24時間」が注目を集めています。中山さんは、12月12日に家族葬が営まれ、妹の中山忍さんが喪主を務めました。死因は不慮の事故とされていますが、詳細は依然として不明です。
中山さんは、6日夕方に大阪でのクリスマスコンサートに出席予定で、スタッフが待機していた品川駅に現れなかったため、自宅に向かったスタッフが浴室で倒れている中山さんを発見しました。警察によると、事件性はないものの、急激な温度変化や体内のアルコールが影響している可能性があり、解剖が行われました。しかし、遺体が家族に戻るまでには24時間以上かかりました。
この解剖が「調査法解剖」とされる理由については、警察が主導権を持つことから、警視庁が手続きを優先した可能性が指摘されています。これに対し、東京都の観察務員は、解剖方法の決定権は警察にあると説明しています。
中山さんの息子は、10年ぶりに母と再会し、自宅で最後の時間を過ごしましたが、その後すぐに帰国しました。中山さんは生前、息子に会いたいという思いを抱えていたことが伝えられています。長男は中山さんの死を受けて、母に対する複雑な感情を抱えていたことを明かしています。
また、近藤正彦さんなど同時代の歌手たちも中山さんの死に驚きを隠せず、追悼の意を表明しています。ファンからは、中山さんの笑顔や歌声を忘れないでほしいとの声も寄せられています。
中山美穂さんの突然の死は、多くの人々に衝撃を与え、彼女の人生と活動を振り返るきっかけとなっています。彼女が愛した家族やファンにとって、永遠の「シャイニングスター」として記憶され続けるでしょう。