日本を代表する男子プロゴルファー、ジャンボ尾崎(76歳)が、自己破産後の生活と現状について語りました。かつては113回もの優勝記録を持ち、世界ゴルフ殿堂入りを果たした彼ですが、現在は外出を控え、コロナ禍も影響し、23年間も自宅から離れていないといいます。
尾崎は、職業病として知られる腰痛や座骨神経痛に苦しんでおり、そのため外に出ることが難しくなっています。彼の経済的な困難は、2005年に報じられた多額の借金に起因しています。契約先のクラブメーカーの倒産や不動産投資の失敗が重なり、負債は50億円以上に達しましたが、民事再生法の適用により、現在の負債は16億円となっています。
破産後、彼は千葉県船橋市にあった豪邸を手放し、現在は仮設プレハブ住宅に住んでいます。しかし、その環境はゴルフの練習場に隣接しており、彼にとって理想的な生活空間とも言えるでしょう。尾崎は、現在もゴルフ練習場のコース管理人として活動しながら、充実した日々を送っていると話しています。
彼は2019年以降、試合には出場していないものの、引退はしておらず、ゴルフに対する情熱は変わらないようです。年収はスポンサー契約によって約2000万円と推定され、未だに彼の名前は多くの人々に影響を与えています。尾崎は、若手選手の育成にも力を入れており、運営する「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」からは期待の若手選手も輩出されています。
76歳のジャンボ尾崎が、自己破産を経験しながらもゴルフ界に貢献し続ける姿勢は、多くの人々に勇気を与えていることでしょう。彼の今後の活動にも注目が集まります。