大谷翔平選手が指名打者(DH)として初のMVPを受賞し、アメリカの野球界に衝撃を与えています。彼の活躍を称賛する声が続々と寄せられる中、元メジャーリーガーのデビッド・オルティス氏(通称ビッグパピ)が自身の見解を語りました。
全米野球記者協会による今年のMVPは、ドジャースの大谷選手が満票での選出を果たしました。大谷選手はこの結果を受け、「特別な結果を出した年にこういう評価をもらうのは特別」と述べ、自身の成長を感じています。また、シーズン中には緊張した瞬間やポストシーズン進出を果たした試合についても思い出を振り返りました。
オルティス氏は大谷選手の成績を讃えつつも、「俺は大反対だ」とし、彼の異次元のパフォーマンスに驚きを隠せない様子です。彼は「大谷の成績が俺のものを小さく見せる」と語り、他の選手たちが彼に憧れるのをやめるべきだと強調しました。オルティス氏は、大谷選手がフィールドで見せる姿勢やリーダーシップがチームに与える影響力は計り知れないとし、彼の復帰を見守ることの幸運についても言及しました。
さらに、オルティス氏は「大谷賞」の設立に反対の立場を示しました。彼は「彼のような選手が今後現れるとは思わない」とし、翔平選手の成績がいかに特異であるかを強調しました。この発言には多くのファンが賛同し、彼の偉大さを再確認するきっかけとなっています。
大谷選手は今シーズン、54本のホームランを放ち、打点王や打率3割を達成するなど、数々の記録を樹立しています。これからの彼の活躍に、全米の野球ファンが期待を寄せています。