紅白 サプライズ「演出」で盛り上げる サプライズ出演なしもネットは興奮「この数年の中で一番」の声も

第75回NHK紅白歌合戦(後7時20分)が2024年12月31日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。最大の目玉だった初出場のロックバンドB’zがまさかのサプライズ演出で盛り上げた。

最近では2022年の小室哲哉や18年の松任谷由実、14年のサザンオールスターズなど、事前告知なしでサプライズ出演があった。今回は放送前、NHKは“隠し玉”の可能性を否定。実際にサプライズ「出演」のアーティストはいなかったが、予想外のサプライズ「演出」で沸かせた。

何と言ってもB’zだ。朝の連続テレビ小説「おむすび」の主題歌「イルミネーション」を披露したあと、2人はNHKホールのメインステージにサプライズで登場。熱気と興奮、悲鳴まじりの歓喜に包まれるなか「LOVE PHANTOM」「ultra soul」の計3曲を歌唱した。

これにはネットも驚がく。X(旧ツイッター)では「#Bz紅白」がトレンド入りする騒ぎとなり、「この数年の紅白の中で一番サプライズやった」「あんなサプライズやったら次回の紅白は何をしたらいいのか笑」との声もあがった。

またB’zと同じく特別企画で参加した米津玄師もサプライズ演出。朝の連続テレビ小説「虎に翼」のスピンオフドラマ「虎に翼 紅白特別編」の劇中で歌唱した。ロケ地として使用された愛知・名古屋市市政資料館で、伊藤沙莉演じるヒロインの寅子が、女子部の友人たちと話していると、椅子に腰掛ける米津の姿がチラリ。寅子がおなじみのセリフ「はて?」と言って首を傾げると、主題歌「さよーならまたいつか」のイントロがスタート。米津の歌唱が始まり、伊藤ら出演俳優らとダンスした。

「虎に翼」のスピンオフドラマが紅白内で放送することは発表されていたが、ここで米津が歌うことは告知していなかった。ネットは「今年の紅白はB’zのサプライズのたくさんの演出や名古屋で米津玄師さんが歌ってくれたりしてくれて、最高でした!」「『虎に翼』の面々にまた会えたこと、サプライズ演出、すべてが嬉(うれ)しかった」と満足していた。

司会を務めた(左から)橋本環奈、有吉弘行、伊藤沙莉(カメラ・小泉 洋樹)

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