“トリプルボギー不倫”女子ゴルフ選手を待ち受ける「罰金地獄」…「4人目」への波及も噂され周囲がハラハラ

女子ゴルフ界が揺れている。3月6日の開幕戦直前に『週刊文春』が報じた女子プロゴルファーと男性キャディの「トリプルボギー不倫」騒動。大会では不倫相手と報じられた川崎春花(21)、阿部未悠(24)、小林夢果(21)はいずれもシード選手だったこともあり、大きな注目を集めた。昨季、3勝してメルセデスランキング9位の川崎春花は出場予定だったが、急遽欠場を決めた。阿部と小林は出場したが、初日のプレー後の取材では、阿部は応じず、小林はプレーに関することのみ対応した。

 

川崎春花が不倫相手として報じられた画像

 

「ほかのプロもツアー関係者も腫れ物に触るように接していた。川崎は周囲の目を気にして欠場したと見られているが、対照的に出場した2人の“強心臓ぶり”が目立った形になった」(ゴルフ担当記者)だが、そこには少し違った事情もあったようだ。ツアー関係者が言う。

 

「本音としては3人とも欠場したかっただろう。JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)ではツアー規定でシード選手は大会開始3週間前に行なわれるエントリー登録後の欠場に対して罰金100万円を課すことができるルールがある。病欠や一身上の事情で欠場は認められるが、診断書やトーナメント事業部が認める理由がないといけない。不倫報道は欠場理由にならず、川崎は罰金規定を厭わず欠場したが、ほかの2人は苦しい事情のなかで出場したのでしょう」

 

川崎はツアー第2戦の「Vポイント×SMBC」(3月21日開幕)の欠場が大会事務局から発表されており、2週連続の欠場となる。SNS上では川崎の動向を心配する声があがっているが、このまま欠場が続けば“地獄”が待っている。

 

「シード選手の出場義務試合数(全試合数の60%以上)や各大会の前年優勝者に義務付けられる翌年の出場義務(川崎は3勝なので3試合)、前年欠場試合の出場義務などの違反で各100万円の“罰金地獄”が待っています」(前出・ツアー関係者)悩ましいのは問題がさらに広がりかねないと見られていることだろう。

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