フィリーズの青柳晃洋投手が、メジャー昇格に向けて目覚ましい活躍を見せています。日本時間10日、フィリーズのマイナーリーグチームであるリズカトリプルAにて、青柳は7回41の場面で3番手として初登板を果たし、1イニングを無失点で抑え、全ての打者を三振に打ち取る圧巻のピッチングを披露しました。これにより、青柳は初ホールドを記録しました。
彼が投じた球は全てカウント12からの空振り三振で、先頭打者のリーツはシンカーで、続くカスティアはスイーパーで、3人目のデロスサントスもスイーパーで打ち取るなど、コントロールの良さが際立ちました。試合を通じて、青柳はわずか3球で無失点を達成し、その防御率は4試合で2.4と素晴らしい成績を残しています。この調子でいけば、メジャー昇格の可能性も高まるでしょう。
青柳は、阪神からポスティングシステムを利用してフィリーズとマイナー契約を結び、キャンプに招待選手として参加しました。オープン戦では請求難が指摘されていましたが、その課題が解消されつつあるようです。ストレートの威力も高く、変化球のコントロールが向上すれば、左打者にも通用するのではないかと期待されています。
メジャーの打者たちはレベルが高いものの、青柳のような技術派ピッチャーが活躍できる場は十分にあります。今後、彼がメジャーリーグの舞台で強打者を相手にどのようなピッチングを見せるのか、ファンの期待が高まります。青柳の成長を見守りつつ、彼がメジャー昇格を果たす日を心待ちにしています。