松嶋菜々子と戸田菜穂 ＮＨＫ朝ドラ「あんぱん」で〝因縁〟共演…知られざる撮影現場の様子

ＮＨＫ朝の連続テレビ小説「あんぱん」は、演技力の高さが目を引いた幼少期の〝子役パート〟を終え、今週から今田美桜や北村匠海らが登場し、いよいよ本格的な物語がスタートした。そんな中、松嶋菜々子と戸田菜穂の〝元ヒロイン〟対決が注目を集めている。

松嶋は柳井嵩（北村匠海）の実母・柳井登美子を演じ、戸田は母と離れ離れになった嵩の育ての母・柳井千代子を演じている。登美子が幼い嵩を残して突然再婚したことで、嵩は伯父の柳井寛（竹野内豊）と伯母の千代子に預けられるのだ。

ＮＨＫ関係者は「局内でも２人は〝ＮＨＫ女優〟と呼ばれるほど同局では重宝されており、共通点が多いんです」と語る。

ともに５１歳の松嶋と戸田は、俳優デビューもほぼ同時期。朝ドラヒロインも松嶋が１９９６年の「ひまわり」で、戸田は９３年の「ええにょぼ」で経験している。

「松嶋さんは大河ドラマ『利家とまつ～加賀百万石物語～』でも主演していますが、戸田さんも大河ドラマやＮＨＫの単発ドラマに多数出演している。そんな２人が演じる〝バチバチの関係〟は視聴者の間でも話題となっており、今作の盛り上がりに一役買っています」とのこと。

２０１９年の朝ドラ「なつぞら」では戸田がヒロインの実母を演じ、松嶋が育ての母を演じるという今作とは逆の配役。２人の共演シーンは現場でも緊張感が高そうだが…。

「当の本人たちにライバル意識はないようです。ともに歩んできた俳優人生が似ているのは認識しているようで、休憩時間もざっくばらんに談笑しています」とのこと。

２人の掛け合いはますます注目されそうだ。