マクドナルドが日本での新たな広告キャンペーンで注目を集めている。3月18日、公式Xアカウントにて「この先一生どちらかしか食べれないとしたら」と題した投稿が行われ、白米と自社のポテトを並べた画像が公開された。この投稿は、白米派がリポスト、ポテト派がいいねで投票できる形式で、多くのネットユーザーの関心を引きつけた。

この広告は、日本人の食文化に対する挑発的な内容として賛否が分かれている。投稿を見たユーザーからは、「ご飯一択」といった意見や、「ポテト一択」との反応も多く、議論が白熱している。一部のコメントでは、「これは侮辱だ」といった厳しい声も上がっており、マクドナルドの意図に疑問を呈する意見も少なくない。

さらに、マクドナルドに対する批判の中には、白米とポテトの選択を強いることで、日本の食文化を軽視しているとの指摘もある。「ハンバーガーで勝負しろ」といった意見もあり、マクドナルドの広告戦略に対する反発も見受けられる。

この広告は、SNS上での拡散を狙った巧妙なマーケティング手法として評価される一方で、食に対する価値観を揺るがす危険性も孕んでいる。特に最近の物価上昇の影響で、多くの消費者が食の選択肢を見直す中で、マクドナルドのこのキャンペーンがどのような影響を及ぼすのか、今後の動向が注目される。