フジテレビ元アナウンサーの長野腰越し62が、6日に放送された「ミスターサンデー」の発言を受け、X（旧Twitter）で謝罪を行った。長野氏は、番組内での発言が被害者への二次加害と受け取られる恐れがあると指摘されたため、謝罪の意を表した。

問題となったのは、長野氏が「嫌なら行かなければいいと思う」と発言した後に、「気にする人は断りづらかったかもしれない」という言葉を続けた点だ。この発言に対して視聴者からは、被害者を責めているとの批判が殺到した。長野氏は、被害者Aさんが仕事に真摯であったために巻き込まれたと補足し、加害者が悪であるという立場を強調した。

番組では、東京大学の準教授である中が、長野氏の発言が攻撃的に聞こえると指摘した。長野氏は、発言の意図を伝える時間がなかったと反省し、不快に感じた方々へ謝罪の言葉を述べた。視聴者からは、発言に対する厳しい批判が寄せられる一方で、思いは伝わっているとの擁護意見もあった。

この発言は、フジテレビが扱う問題に関連しており、発言の重みと責任が問われる事態となっている。視聴者からは、「発言に責任を持つべき」との声が上がる中、長野氏の謝罪は果たして本心からのものなのか、疑問の声も寄せられている。彼の発言は、視聴者に強い印象を残し、フジテレビの企業文化や社員の意識についても再考を促すものとなった。