2月15日に8人組アイドルグループ「timelesz(タイムレス)」が新たなスタートを切って1カ月経つが、菊池風磨の言動がたびたびSNSをざわつかせている。今度は「ジュニア解体」に言及し、一部で波紋を呼んでいるという。
STARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO社)のデビュー前のタレントを総称する「ジュニア」のグループに大きな動きがあったのは、timelszが新メンバーを発表した翌日の2月16日のこと。旧ジャニーズ事務所時代から活動していた「HiHi Jets(ハイハイジェッツ)」、「美 少年」、「7 MEN(セブンメン)侍」のメンバーを入れ替え、新グループ「ACEes(エイシーズ)」「KET TO LIT(キテレツ)」「B&ZAI(バンザイ)」が結成されたのだ。
菊池は、3月12日に投稿されたYouTubeチャンネル「よにのちゃんねる」で、そんなジュニアの “改革” に言及した。「菊池さんと嵐の二宮和也さんの2人が、朝食を食べながら近況について話す流れでジュニアの話題になりました。菊池さんは、『結果、プラスにとらえるしかないじゃないですか。そのファンの方々の想いとかあると思いますけど、タイプロじゃないですけど、正解にしていくしかないっていうか』と、“解体” に理解を示しました。
timeleszが『timelesz project』(通称・タイプロ)で、新メンバーを迎えたことから、『奇しくも、同じタイミングで新体制になったということで、面白いことができればなと思います』と、同じSTARTO社に所属するタレントとして、一緒に盛り上げていきたい思いを菊池さんは明かしました」(芸能記者)
今後のジュニアの活動に期待をのぞかせた菊池だったが、Xでは、菊池の発言に対して、一部のファンから批判的な声があがっている。
《オリメンが好きに選抜して組んだtimeleszと会社に強制的に組み替えられたジュニアを同列に語るなよ…》
《新体制は新体制でもタイムレスはオーディションやりたくてやっただけじゃん。全然状況違うくないか》
《うまくいってるタイプロと重ねたり笑いを交えた話題の1つとして消費するだけなのは少々デリカシーに欠けると思う》
同時期に新体制となったtimelszとジュニアだが、その経緯をめぐって、菊池の発言に疑問を抱くファンもいたようだ。
「timeleszは、Sexy Zone時代からの既存メンバーである菊池さん、佐藤勝利さん、松島聡さんが自ら審査員を務め、約10カ月にわたってオーディションを進めてきました。いわば、菊池さんらが “自己主導” したものだといえます。
一方で、ジュニアに関しては、2月16日の『サンケイスポーツ』の取材に対して、STARTO社が《長年培ってきた経験をもとに、新たな目標への挑戦と可能性を見出し、さらなる成長の機会を作るための再編成》と説明しており、事務所側が主導したものだと思われます。『HiHi Jets』や『美 少年』は、ファンのあいだで “次期デビュー候補” と期待されていたため、もともとのグループでの活動を望む人も多く、今回の再編成にショックを受けるファンもいました。
そんななか、timeleszのオーディションを引き合いに出した菊池さんの発言から『timeleszとジュニアを同列に語った』という印象を受けた人もいたのだと思われます」(前出・芸能記者)
菊池は2月15日にファンクラブで配信されたtimelesz新メンバーを紹介する動画で、原嘉孝(よしたか)の外見に何度も言及したことで“容姿イジり” が物議を醸すことになった。
新体制以降、菊池の言動には何かと厳しい目が注がれているが、少し前まで彼に対する見方は違ったという。
「timeleszの前身となる『Sexy Zone』は、現メンバーの3人と中島健人さん(2024年3月に脱退)、マリウス葉さん(2022年に芸能界を引退)の5人でCDデビューしましたが、デビュー直後に仕事が減ったことを、菊池さんらが過去のバラエティ番組で明かしています。グループが伸び悩むなか、菊池さんはコロナ禍の2020年からバラエティ番組『芸能人が本気で考えた! ドッキリGP』(フジテレビ系)での体を張ったリアクションで、お茶の間に親しまれる存在になりました。
また2023年には、1月期の『大病院占拠』(日本テレビ系)に出演、4月期の『隣の男はよく食べる』(テレビ東京系)、7月期の『ウソ婚』(フジテレビ系)、そして10月期の『ゼイチョ〜「払えない」にはワケがある〜』(日本テレビ系)で主演を務め、全クールの連続ドラマ出演を成し遂げたのです。
グループが躍進する “立役者” になったことを知る人も多いだけに、今回のジュニアに対する認識を見誤ったことに落胆する人もいたのかもしれません」(前出・芸能記者)
『よにのちゃんねる』の動画内で、菊池は「それこそ言動とかも気をつけないと。いままで当たり前だったことがなに言われるかわかんないから」と語っていた。今後は、ファンを笑顔にさせる言葉を期待したいが……。